2025.11.27
お知らせ
ふるさと納税の駆け込み期に決済エラーが直撃 33.3%が失敗経験、6割以上が他サイトへ流出【決済承認率調査-ふるさと納税編】
100社の診断サマリに加え、決済承認率レポートの各業種編を順次発表
株式会社YTGATEは、EC事業者を対象とした「決済承認率の可視化診断」の結果に基づき、消費者調査を組み合わせた決済承認率レポート「ふるさと納税 決済レポート 2025」を公開しました。本資料は、100社の診断サマリに続く業種別レポートであり、今回はふるさと納税に焦点を当てています。
決済承認率とは
決済承認率とは、ユーザーがカートに商品を入れ、購入ボタンを押した後に、実際に決済が成功する割合を指します。例えば、100件の決済試行のうち90件が承認され、10件が失敗した場合、承認率は90%となります。
近年は、本人認証やチャージバック管理の強化を背景に、カード会社がリスク回避的な与信判断を行う傾向が強まっています。その結果、本来は正規の取引であるにもかかわらず否認される事例が増加しています。さらに、業種や商品単価、カード会社ごとの審査ロジックの違いによって承認率に大きな差が生じるため、単に全体の平均承認率を把握するだけでは、有効な改善策につながりにくいのが実情です。
調査ハイライト
- ふるさと納税における決済エラー経験率は33.3%と、全業種平均よりやや高い水準
- 全業種の平均29.5% に比べて3.8ポイント高く、直近半年では約3人に1人が決済エラーを経験
- 他サイトに移動した理由は、①決済エラーが繰り返されそうで不安(62.4%)、②他サイトではエラーにならないと思った(45.2%)、③カード情報が登録されていた(40.9%)が上位
「ふるさと納税 決済レポート 2025」では、消費者アンケートの詳細分析や具体的な改善ポイントを掲載しています。全文は以下よりダウンロードいただけます。
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