2025.07.16 YTGATEのストーリー

"第1号社員"が語る、YTGATEだからこそのやりがいと自身の変化

ゼロからの立ち上げ期を走り抜けた高橋翔之介さんに聞く、成長の軌跡

YTGATEで働くメンバーの想いやキャリアを掘り下げる、社員インタビューシリーズ。今回は、"社員第1号"としてジョインし、ゼロからの立ち上げ期を走り抜けた高橋翔之介さんが登場。何もかもが初めてだった日々、チームに頼られる存在へと変わっていく中で感じたこととは?そのリアルな言葉に迫ります。

"もっと成長できる環境へ"──内なる声に突き動かされて

ーーまずは自己紹介をお願いします。

高橋:YTGATEに2024年5月に入社しました。いわゆるコンサルタントという立場で、お客様と向き合いながら、フィールドセールスが獲得した案件を、どうやって価値あるものに昇華させていくかを考える仕事をしています。肩書きらしい肩書きはないんですが、第1号正社員というのが一番しっくりくるかもしれません。

前職はGMOペイメントゲートウェイに新卒で入社し、その後グループ会社のGMOイプシロンに異動。そこではバックオフィスのような立ち位置で経営数字の管理や進捗報告を行ったり、マーケティングの企画・実行を担ったりと、裏方として会社を支える業務に従事していました。

ーー入社のきっかけについて教えてください。

高橋:正直に言うと、兄(代表の高橋 祐太郎)に誘ってもらって、気づいたら入っていた、というのが本音です(笑)。

ただ、前職では決められた仕事を淡々とこなす日々にどこかモヤモヤしていて、「このままでいいのかな」と思っていたタイミングでもありました。

兄の「成長できる場所がある、一緒にやらないか」という前向きな言葉に、自然と気持ちが動いたというか、悩む余地もなく飛び込んでいましたね。

スピードと自由、だからこその責任と成長

ーー入社直後はどんな業務を担当していましたか?

高橋:本当に何でもやっていました(笑)。パソコンの調達から社内ITの整備、総務的な業務、社内制度の設計、セキュリティ認証の取得まで。もちろんコンサル業務も並行していたので、毎日がてんやわんやでしたね。

私が正社員第一号として入社し、その後もまだ社員が2〜3人の時代でしたので、誰かに相談するというより「とりあえずやってみる」しかありませんでした。やったことのないことでも、調べながらやる。やりながら覚える。まさに"スタートアップの洗礼"でした。

ーー実際に働いてみて、入社前とのギャップは感じましたか?

高橋:めちゃくちゃ感じましたね(笑)。前職は企業規模が大きいということもあり、逐一承認フローがあって、リスクを回避する前提で動く文化でした。一方YTGATEは「逐一聞かなくても大丈夫」「自己判断で進めてください」というスタンス。自由であるがゆえに責任が伴ってくるということに、最初は正直戸惑いました。

でも、その環境に少しずつ慣れていくうちに、「自分で決めていいんだ」「任されているんだ」という自覚が芽生えました。今ではむしろそのスピード感と自由度の高さが、事業と自分の成長につながっていると感じます。

数字に繋がる喜びと、仲間に支えられる環境

ーー現在の業務内容について教えてください。

高橋:フィールドセールスが獲得した案件を、コンサルとして伴走しながら成果につなげていくのが主な役割です。提案資料の作成、顧客データの分析、ミーティング準備などを通じて、お客様の事業改善を支援しています。

また、入社歴が社内で一番長いこともあり、社内の"相談役"的な役割も担っています。新しく入った社員からの質問に答えたり、社内フローを整えたり。社内ITや申請業務もまだ自分が一部対応していて、目まぐるしく成長する企業を支える役割としても動いています。

ーーやりがいを感じる瞬間は?

高橋:やっぱり、自分がいないと場が回らないというか、目の前の課題に対して、自分の働きかけが確実に影響していると実感できたときに、やりがいを感じます。また、お客様の決済承認率が改善して、売上に直接貢献できたときは、「やってよかった」と心から思えます。

前職では、どちらかというと経営数字を管理する立場で、自分の仕事が直接会社の業績に反映されるということのほうが稀でした。でも今は、自分のアクション一つでお客様の成果が大きく変わる。数字を"見る側"から"つくる側"に変わった感覚があります。

ーーチームの雰囲気はどうですか?

高橋:年齢が近いメンバーが多く、相談しやすく、フラットな文化があります。代表も社員から意見を吸い上げようとするタイプで、「社長と部下」というより"仲間"に近い雰囲気です。

決済業界出身のメンバーも多く、分からないことがあるメンバーがいると、誰かがすぐ答えてくれる。チームワークと専門性のバランスが取れた、とても働きやすい職場です。

頼られる存在へ──自信と責任を胸に、これからの挑戦へ

ーーYTGATEでの印象的なチャレンジを教えてください。

高橋:一番しんどかったのは、コンサル業務と並行して、ISMSやPマークといったセキュリティ認証の取得を、一人で担当していた時期です。膨大な文書作成、運用フローの設計、監査対応などをゼロから整備しました。同時に、資産管理や調達、従業員の増加対応もあり、本当に大変でした。ですが、それを乗り越えたことで、精神的にもタフになったと感じます。

以前は「まだ起きていない未来」に不安を感じるタイプだったのですが、最近は「やってみたら何とかなる」という気持ちを持てるようになりました。

それに、新しく入ってきた仲間から頼られるようになったことも、自分の中で大きな変化です。今までは誰かに頼っていた立場だったのが、今では自然と周囲をサポートする立場になっていると感じます。

ーー今後の展望や目指す姿は?

高橋:社内を整える部分はある程度進められてきたと思うので、今後はお客様と向き合う領域で、もっと価値を出していきたいです。事業の形も会社のフェーズもこれからどんどん変わっていく中で、「次に必要なことは何か」を自分で見つけ、実行していく。それが今の自分の挑戦だと考えています。

また、代表のように、相手から自然と信頼を引き出せるような存在になりたいと感じています。

ーーYTGATEへのジョインを検討されている方向けに、メッセージをお願いします。

高橋:未経験のことに挑戦するのって、やっぱり怖いですよね。でも実際にやってみると、「意外とできた」「想像よりも楽しかった」って思えることが多いんです。

だから、自分の直感を信じてみてください。スキルや経験以上に、誠実に取り組む姿勢や、チャレンジを前向きに楽しめる心が活きてくる環境だと思います。もしYTGATEに少しでも興味があるなら、ぜひお話しましょう!一緒に働ける日を、楽しみにしています。